きまじめなズボラ母、毛糸の日記

きまじめだけど気力が薄くてズボラになりがちな2児の母の日記です。目標は器の大きなミニマリスト。目下の関心事は東洋医学と読書。

英語とAI

今週は珍しく職場で簡単な英訳の依頼がありました。私はまぁまぁ英語は得意なほうなので地方支店ではちょっとだけ重宝されます。といっても英語が必要になる場面は滅多にないんですけどね。

 

ところで最近はAI(人口知能)の発展が目覚ましく、Pepperのように接客ができるとか、銀行の窓口係にぴったりだとか、人間よりも正確に医療診断が出来るとか、チェスや囲碁で名人を打ち負かしたとか聞くことが増えました。驚いたのは作詞作曲や萌えキャラデザイン、短編小説まで作れるAIソフトが出てきてるという記事でした。膨大な過去データベースを基に、大衆受けするパターンを見出して組み合わせて作っちゃうんだそうです。そんなクリエイターの領域までAIが…ってちょっと怖くなりました。

 

で、そんなAIの発展によって、将来的には英語が不要になるそうです。日本の政府の2020年技術ターゲットでも自動翻訳は重要項目として入ってますね。現時点ではGoogle翻訳はかなりアカン感じですが、でも今の技術やネットの進歩の速さを考えれば、4~5年もあれば相当世界が変わっててもおかしくない。過去10年ほどを振り返っても、例えばネットの検索機能なんかも格段に良くなりました。今はもっと変化のスピードが速いから、やっぱり2020年頃には簡単な翻訳・通訳だったらAIが問題なくこなしてくれるんじゃないかしら。

 

だから英語なんて勉強しなくてもいい、とまでは言わないんですけど(笑)でも自分の子供と周りを見たときに、英語の早期教育、必要?と疑問には思います。いま5歳だから成人まで15年。よっぽど専門的なエリアを除いて、一般人が必要とするレベルの英語はたぶん自動で出来るようになってるんじゃないかな?一般常識として英語を学ぶのは必要だろうけど、でもそんな小さいころから無理に詰め込むことはないと個人的には思っています。

 

幼児期はとにかく遊ぶこと。自然と身体の感覚だとか社会性だとか、そういうものの方が大事なんじゃないかと。それと、思考のベースとなる母国語をしっかり身に着けること。考えを言葉にすることで明確に形にできるし、より深めていける。豊富なボキャブラリーがあれば思考もコミュニケーションも豊富になる。

 

バイリンガルは、自分の親と周囲の環境が異なる言語を使っている場合に、そのどちらともコミュニケーションをとらねば生きていけないので必然的に習得するものであって、日本で日本語を話す親と友達に囲まれて暮らす中でバイリンガルを目指すのは無理がある気がします。そんな無理を大事な幼児期に強いることもないんじゃないかなあ?しかも将来的には自動翻訳が標準装備になる可能性が高いのに?

 

と、以上が早期英語教育に関する私見でございますが、私自身はいま現在社会人をやってるわけで、あと5年も10年も待ってられない。すぐに英語が必要というわけではないけど、いつ必要になるかもわからない。せっかく身に着けた英語がさびていくのも悲しい。そういうことで何とかもう少し英語学習を日々の習慣に取り入れたいなぁと思うのですが、ブログに読書にと目標を立てたのでこれ以上は詰め込めないし、どうしようかなあ。TOEICはあまり実用的ではないけど、会社で受けられるし、キリのいい点数UPを目指すのもありかなぁ。ちょっと考えてみます。